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title: Filtered Data
description: Filtered Data タブの出現条件、表示内容、フィルタの追加、Save as Dataset の操作方法を説明します。
priority: 0.6
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# Filtered Data {#filtered-data}

Filtered Data タブは、グラフやクロス集計の要素をダブルクリックして詳細データを確認するためのタブです。ダブルクリックした要素に対応する行がテーブル表示され、追加のフィルタや派生データセットとしての保存ができます。

## 表示されるタイミング {#when-it-opens}

Filtered Data タブはデフォルトでは存在しません。以下の操作で新しく作成されます。操作のたびに新しいタブが追加されるため、複数の Filtered Data タブを同時に開けます。

- [Graph Builder](graph-basics) でデータポイントやバーをダブルクリック
- [Statistics](basic-statistics) タブのグラフ要素（ヒストグラムのバー、カテゴリのバー、散布図行列の点、時系列グラフの点など）をダブルクリック
- [Crosstab](crosstab) のセルをダブルクリック
- [Statistics](basic-statistics) タブのヒストグラムや **Date Distribution** のグラフ、または [Graph Builder](graph-basics) のグラフを右クリックして **Open as Filtered Data** を選択
- [Selected Rows](selected-rows) タブのメニューボタン (⋮) から **Open as Filtered Data** を選択

それぞれの操作に対応するフィルタ条件が自動的に設定されます。たとえばヒストグラムのバーをダブルクリックした場合は、そのバーの区間に該当する行だけが表示されます。Crosstab のセルをダブルクリックした場合は、そのセルの行カテゴリと列カテゴリの両方に該当する行が表示されます。右クリックの **Open as Filtered Data** は、要素単体の条件ではなく現在の選択条件の式を引き継いでタブを開きます。**Open as Filtered Data** は、選択条件の式が存在する場合のみメニューに表示されます。

![Crosstab のセルをダブルクリックして Filtered Data タブを開いた状態](../shared/images/filtered-data-opened.webp)

## 表示内容 {#what-it-shows}

このタブは、開いた時点のデータのスナップショットを表示します。元データを変更してもこのタブには反映されません。タブを閉じるとデータは失われるため、残しておきたいデータは **Save as Dataset** で派生データセットとして保存してください。

タブ上部にフィルタ式の入力欄があります。スナップショットに対して追加のフィルタ条件を入力すると、さらに絞り込めます。構文は [Data Table のフィルタ](data-table#filter-feature) と同じです。

追加フィルタで行数が減った場合、絞り込み後の行数が表示されます。たとえば元のデータが44行で追加フィルタにより30行に絞り込まれた場合は "Showing 30 of 44 rows (filtered)" と表示されます。

入力欄の右側に **Save as Dataset** ボタンがあります。

テーブルでは列ヘッダーをクリックして列を選択したり、行をクリックして選択したりできます。

## 操作 {#actions}

**フィルタ式の追加** -- フィルタ入力欄に条件を入力すると、表示データをさらに絞り込めます。入力欄右端の X ボタンで追加フィルタを解除します。追加フィルタを入力した状態で Save as Dataset を実行すると、元のフィルタ条件と追加フィルタが `and` で結合されます。たとえば元の条件が `x >= 10 and x < 20`、追加フィルタが `y = 'A' or y = 'B'` の場合、保存される派生データセットは `x >= 10 and x < 20` と `y = 'A' or y = 'B'` の両方を満たす行を含みます。結合後の条件は `(x >= 10 and x < 20) and (y = 'A' or y = 'B')` に相当します。

**Save as Dataset** -- 表示中のデータを [派生データセット](datasets#derived-dataset) として保存します。ボタンをクリックするとダイアログが表示され、データセット名を入力して保存します。保存された派生データセットはフィルタ式で元データを参照します。セル編集や [Reload Dataset](data-table#table-menu) による再読み込みなどで元データが更新されると、フィルタ式を再評価して条件に合う行を返します。Filtered Data タブの表示はタブを開いた時点のスナップショットのまま変化しませんが、保存した派生データセットは元データの更新に追従します。保存した派生データセットは [Project Overview](project-overview#datasets) のデータセット一覧に表示され、他のタブのデータセット選択ドロップダウンからも選択できます。

## ワークフロー例: ヒストグラムから特定区間のデータを取り出す {#workflow-example-extract-data-from-a-histogram-range}

1. Statistics タブのヒストグラムでバーをダブルクリックする
2. Filtered Data タブが開き、そのバーの区間に該当する行が表示される
3. 必要に応じてフィルタ入力欄で追加条件を入力する
4. **Save as Dataset** をクリックし、ダイアログでデータセット名を入力して保存する

## Selected Rows との違い {#differences-from-selected-rows}

Filtered Data タブはダブルクリックなどで作成されるタブで、行の選択状態に依存しません。選択を解除してもデータが残ります。ただしタブを閉じるとデータは失われるため、必要なデータは Save as Dataset で保存してください。保存時はフィルタ式で参照するため、元データが更新されても条件に合う行を返します。

[Selected Rows](selected-rows) タブは現在の選択状態をリアルタイムに反映し、選択を解除すると表示がクリアされます。保存時は行インデックスで参照します。

| | Selected Rows | Filtered Data |
|------|---------------|---------------|
| 何を表示するか | 現在選択中の行 | 特定の条件に合う行 |
| 選択を解除すると | "No Rows Selected" に戻る | タブとデータはそのまま残る |
| 追加のフィルタ | 不可 | フィルタ式を入力して絞り込み可能 |
| Save as Dataset の保存方式 | 行インデックスで参照 | フィルタ式で参照 |
| 元データ更新時 | 同じ行番号の行を返す | フィルタ式を再評価して条件に合う行を返す |

Selected Rows の派生データセットは行インデックスで元データを参照します。元データに行の追加や並び替えがあると、同じ行番号が異なるデータを指す可能性があります。

## See also {#see-also}

- **[Selected Rows](selected-rows)** -- 選択中の行を一覧表示するタブ
- **[行の選択](row-selection)** -- 各タブでの行選択方法とタブ間の連動
- **[データセット](datasets#derived-dataset)** -- 派生データセットの詳細
- **[Data Table](data-table#filter-feature)** -- フィルタ式の構文
