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title: MDS ファイル
description: MDS ファイルの構造、保存とエクスポートの方法、マイグレーションによるバージョン互換性、セキュリティ設計について説明します。
priority: 0.6
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# MDS ファイル {#mds-files}

MDS は MIDAS のプロジェクトファイル形式です。拡張子は `.mds` です。データセットやモデル、レポート、ワークスペースのレイアウトなど、プロジェクトの状態を1つのファイルに保存します。

## 保存とエクスポート {#saving-and-exporting}

MDS ファイルの保存方法は2つあります。ブラウザへの保存は作業中のこまめな保存に、ファイルとしてのエクスポートは他のユーザーへの共有やバックアップに使います。

### ブラウザに保存する {#save-to-browser}

**File > Save to Browser**（**Cmd+S** / **Ctrl+S**）で、ブラウザのストレージ（OPFS）にプロジェクトを保存します。保存したプロジェクトはランチャー画面の Quick Access に表示され、クリックして再度開けます。

ブラウザのストレージを使うため、同じブラウザ・同じプロファイルでのみアクセスできます。別のブラウザやデバイスでは表示されません。ブラウザのデータを消去すると保存内容が失われます。保存時に MIDAS はブラウザへ永続ストレージを要求します。要求が承認されると、容量不足によるブラウザの自動削除の対象から外れます。承認するかどうかはブラウザが判断するため、ブラウザの設定やストレージ容量によっては自動的にデータが消去される場合もあります。重要なプロジェクトはファイルとしてもエクスポートしてください。

### ファイルとしてエクスポートする {#export-as-file}

**File > Export Project...**（**Cmd+Shift+S** / **Ctrl+Shift+S**）で、`.mds` ファイルをダウンロードします。

エクスポートした MDS ファイルは、他のユーザーに共有したり、バックアップとして保管できます。受け取った MDS ファイルは、ランチャー画面の **Open File** から開けます。受け取った側では署名者が Unknown として表示されます。事前に公開鍵を交換しておけば Trusted として認識されます。詳しくは [署名鍵の管理](trusted-keys) を参照してください。

### 自動保存について {#about-auto-save}

MIDAS はリアルタイムでは自動保存しません。作業内容を保持するには、上記いずれかの方法で明示的に保存してください。MIDAS 内でプロジェクトを閉じるときや別のプロジェクトを開くときは、未保存の変更があると確認ダイアログが表示されます。ブラウザのタブを閉じる場合は確認ダイアログが表示されず、未保存の変更は失われます。

バックアップフォルダを設定すると、保存のたびに MDS ファイルが指定フォルダにも書き出されます。設定方法は [ストレージの管理 > バックアップフォルダ](storage-management#backup-folder) を参照してください。

## 保存から除外されるデータ {#data-excluded-from-saving}

Primary Dataset（CSV などから取り込んだ元の[データセット](datasets)）の行データは MDS ファイルに含まれます。Derived Dataset（クエリや変換操作で生成した[データセット](datasets)）は定義のみ保存され、行データはデフォルトでは保存されません。プロジェクトを開いた後、MDS 内の親データセットから再計算されます。

この仕組みにより、MDS ファイルのサイズを小さく保てます。計算コストの高いクエリを含む Derived Dataset では、**Materialized View** を有効にすることで計算結果も保存できます。詳しくは[データセット > Materialized View](datasets#materialized-view)を参照してください。

## 電子署名 {#digital-signatures}

MDS ファイルを保存・エクスポートすると、署名鍵で自動的に電子署名が付与されます。署名鍵は初回保存時に自動生成されるため、事前の設定は不要です。署名には Web Crypto API の ECDSA P-256 を使用します。署名により、ファイルを誰が作成したか（どの鍵で署名されたか）を確認でき、署名後の改竄も検出できます。署名はファイルの内容を暗号化しません。MDS ファイルを入手した第三者はファイルの内容を読めます。

MDS ファイルを開く際、まず署名の整合性が検証されます。改竄や転送時の破損により検証に失敗した MDS ファイルは開けません。検証失敗時の対処は[署名鍵の管理](trusted-keys#when-signature-verification-fails)を参照してください。

検証を通過した場合、署名者の信頼レベルに応じて扱いが変わります。

| 信頼レベル | 説明 |
|-----------|------|
| Official | MIDAS 運営者の鍵による署名 |
| Trusted | 自分の鍵、または登録済みの公開鍵による署名 |
| Unknown | 未登録の署名者による署名 |

既定では unknown の MDS ファイルも警告ダイアログなしで開けます。これは、unknown 署名ファイルから外部サーバーに到達する経路を読み込み時点で塞いでいるためです。詳細は [プライバシーとセキュリティ](privacy-security#unknown-signatures) を参照してください。メニューバーの署名バッジが unknown であることを示すので、フィンガープリントを確認してから鍵を信頼するか判断できます。毎回明示的に確認したい場合は、*Help > Settings...* を開き、*Security* タブで **Require confirmation for unknown signers** を有効にしてください。

署名鍵の生成・管理・他者の公開鍵の登録については[署名鍵の管理](trusted-keys)を参照してください。

## データの所在 {#data-locality}

MIDAS のデータ処理はすべてブラウザ内で完結します。プロジェクトのデータが外部サーバーに送信されることはありません。ブラウザ内のローカルストレージ領域（OPFS と IndexedDB）にデータを保存し、エクスポートした MDS ファイルもユーザーのデバイスにダウンロードされるだけです。ストレージの使い分けの詳細は [ストレージの管理](storage-management) を参照してください。

署名鍵もブラウザ内に保存され、外部サーバーに送信されることはありません。ブラウザのデータを消去すると署名鍵も失われ、過去に自分が署名した MDS ファイルは Unknown として扱われます。鍵のバックアップは [署名鍵の管理](trusted-keys) を参照してください。

## バージョン互換性 {#version-compatibility}

MDS ファイルには MIDAS のバージョン番号が記録されています。古いバージョンの MDS ファイルを新しい MIDAS で開くと、マイグレーションが自動的に適用されます。ただし、バージョン 2025.12.19 より前に保存した MDS ファイルには電子署名がなく、現在のバージョンでは開けません。

新しいバージョンの MIDAS で保存した MDS ファイルを古いバージョンで開くと、警告が表示されます。警告が表示されてもファイルは開けますが、一部の機能が正しく動作しない場合があります。MIDAS は Web アプリのため、この状況は主にブラウザが古いバージョンの MIDAS をキャッシュしている場合に起こります。ページを再読み込みすると最新バージョンに更新されます。