ストレージ管理
MIDAS はプロジェクトをブラウザ内のストレージに保存します。Storage Management 画面では、保存済みプロジェクトの確認と削除、ストレージ使用量の把握ができます。
Storage Management 画面を開く
ランチャー画面のヘッダー右上に並ぶ 3 つのアイコンのうち、いちばん右にあるストレージアイコン(横線の入ったパネル型のアイコン)をクリックすると、Storage Management 画面が開きます。画面左上の Back ボタンでランチャーに戻れます。
プロジェクトの確認
画面上部のサマリーに、保存されているプロジェクトの総数と合計サイズが表示されます。
その下のテーブルに、各プロジェクトの名前とファイルサイズが一覧表示されます。プロジェクトファイルは保存時に Gzip で圧縮されており、表示されるサイズが実際のストレージ消費量です。

プロジェクトの削除
削除したプロジェクトは復元できません。重要なプロジェクトは、削除前に MDS ファイルとしてエクスポートしてください。エクスポートするにはプロジェクトを開き、プロジェクト画面の File > Export Project... を実行します。
すべての削除操作で確認ダイアログが表示されます。Full Application Reset のみ二段階の確認が必要です。
個別のプロジェクトを削除する
プロジェクト一覧で、削除したいプロジェクトの行にある X ボタンをクリックします。確認ダイアログが表示されるので、Delete をクリックすると削除されます。
複数のプロジェクトをまとめて削除する
- 各プロジェクトのチェックボックスで削除対象を選択します。Select All で全選択もできます
- Delete Selected をクリックします
- 確認ダイアログで Delete をクリックすると、選択したプロジェクトが削除されます
バックアップフォルダ
プロジェクトをブラウザ外のローカルフォルダに自動バックアップできます。OneDrive や Dropbox などのクラウドストレージ同期フォルダを指定すると、別の PC からもプロジェクトにアクセスできます。
この機能は Chromium 系ブラウザ (Chrome, Edge 等) でのみ利用できます。Firefox・Safari では利用できません。
設定する
メニューバーから Help > Settings... を選択し、Backup タブで Choose Folder... をクリックして、バックアップ先フォルダを選択します。設定後、プロジェクトを保存するたびに同名の MDS ファイルがそのフォルダに書き出されます。同じプロジェクトを保存すると前回のバックアップが上書きされます。
バックアップを停止するには Disconnect をクリックします。フォルダ内のファイルは削除されません。
別の PC で開く
別の PC で初めてバックアップを利用するときは、バックアップフォルダ内の MDS ファイルを Open File で開きます。プロジェクトは自動的にブラウザに保存されます。
一度ブラウザに保存した後は、同じバックアップフォルダを設定しておくと、そのプロジェクトを開くときに、この PC が最後にバックアップした時点より新しいファイルがフォルダ内にある場合にダイアログが表示され、どちらのバージョンを開くか選べます。
ブラウザの対応状況
この機能は File System Access API1 を使用しており、Chromium 系ブラウザ (Chrome, Edge 等) でのみ利用できます。Firefox・Safari では Settings に設定項目が表示されますが無効化されています。バックアップ機能が使えない環境では、File > Export Project... で MDS ファイルを手動でエクスポートしてください。
Danger Zone
画面下部の Danger Zone には、データを一括で消去する操作があります。MIDAS はプロジェクトデータ、署名鍵、設定、バックアップ設定をブラウザ内のストレージに保存しています。保存先の詳細はプライバシーとセキュリティを参照してください。
Clear All Projects
保存されているすべてのプロジェクトを削除します。署名鍵、設定、バックアップ設定はこの操作では削除されず、そのまま残ります。
Full Application Reset
MIDAS の全データを削除します。プロジェクトデータ、署名鍵、設定、バックアップ設定がすべて対象です。実行には二段階の確認が必要です。
リセットを実行する前に、署名鍵の管理の手順で署名鍵をバックアップしてください。署名鍵はエクスポートした MDS ファイルの作成者確認と改竄検出に使われるため、バックアップがなければ以降のエクスポートで以前と同じ署名ができなくなります。
リセット後、MIDAS は初回起動時と同じ状態に戻ります。署名鍵とバックアップフォルダの設定もこの操作で削除されます。バックアップフォルダ内のファイルは削除されませんが、フォルダの設定が失われるため、リセット後は Help > Settings... の Backup タブで再度フォルダを選択する必要があります。
削除操作の比較
| 操作 | プロジェクト | 署名鍵 | 設定 | バックアップ設定 |
|---|---|---|---|---|
| Clear All Projects | 削除 | 残る | 残る | 残る |
| Full Application Reset | 削除 | 削除 | 削除 | 削除 |
ブラウザストレージの制限事項
MIDAS のデータはブラウザの app.midas-app.org オリジンに紐づいたストレージに保存されます。
- 容量: ブラウザはオリジンごとにストレージの上限を設定します。上限はブラウザやディスクの空き容量によって異なります。Storage Management 画面のサマリーで現在の使用量を確認できます。上限を超えるとプロジェクトの保存がエラーになります。不要なプロジェクトを削除して空き容量を確保してください
- データの分離: 他のサイトや他のブラウザプロファイルからはデータにアクセスできません
- データの永続性: MIDAS はプロジェクトの保存時にブラウザへ永続的なストレージの保持を要求します。これが許可されると、ストレージが逼迫してもブラウザがデータを自動的に削除することはありません。ただし、ブラウザの設定から
app.midas-app.orgのサイトデータを消去すると、MIDAS のすべてのデータが削除されます。Cookie やキャッシュのみの削除では MIDAS のデータは影響を受けません
See also
- プロジェクト管理 - プロジェクト内のリソース管理
- MDS ファイル - プロジェクトファイルのエクスポートと保存形式
- 署名鍵の管理 - Full Application Reset で削除される署名鍵のバックアップ
- プライバシーとセキュリティ - データの保存場所とセキュリティ
脚注
-
File System Access API | MDN - Web アプリケーションからユーザーのローカルファイルシステムを読み書きする API ↩
このページの Markdown 版もあります。