Selected Rows
Selected Rows タブは、行の選択で選んだ行を一覧表示するタブです。選択行の確認や、派生データセットとしての保存ができます。
表示される場所
Three Pane Analysis レイアウトでプロジェクトを開くと、右下のペインに Selected Rows タブが自動的に作成されます。他のレイアウトを使っている場合や、タブを閉じてしまった場合は、メニューバーの View > Selected Rows、ペイン内の + ボタン、またはコマンドパレット(Ctrl/Cmd+P)から開けます。
行を選択していない状態では "No Rows Selected" と表示されます。Data Table、Graph Builder、Statistics タブなどで行を選択すると、選択した行がこのタブに表示されます。

表示内容
ヘッダーに選択行数とデータセット名が表示されます。ヘッダーの右端にはメニューボタン (⋮) があります。
ヘッダーの下には、選択した行だけを含むテーブルが表示されます。
グラフのバーやヒストグラムのビンをクリックして選択した場合は、テーブルの下部に選択条件の式が表示されます。たとえばヒストグラムのバーをクリックすると bill_length_mm >= 35 and bill_length_mm < 40 のような式が表示されます。Data Table で手動クリックした場合は式は表示されません。
操作
メニューボタン (⋮) から以下の操作ができます。
Open as Filtered Data -- 選択中の行を新しい Filtered Data タブとして開きます。選択条件の式がある場合は、Filtered Data タブのフィルタ条件として引き継がれます。式がない場合はフィルタ条件なしで、選択中の行のデータがそのまま表示されます。
Save as Dataset -- 選択した行を派生データセットとして保存します。ダイアログでデータセット名を入力して保存します。保存される派生データセットは行インデックスで元データを参照します。元データを Reload Dataset で再読み込みした場合、同じ行番号の行を返すため、行の追加や並び替えがあると異なるデータを指す可能性があります。
ワークフロー例: 散布図で外れ値を確認して保存する
- Graph Builder で散布図を作成する
- 外れ値と思われるデータポイントをクリックして選択する
- Selected Rows タブで該当行の値を確認する
- メニューボタン (⋮) から Save as Dataset で派生データセットとして保存する
Filtered Data との違い
Selected Rows タブは現在の選択状態をリアルタイムに反映します。選択を解除すると "No Rows Selected" に戻ります。保存時は行インデックスで参照するため、元データの行順序が変わると異なるデータを指す可能性があります。
Filtered Data タブはダブルクリックなどで開く独立したタブで、選択を解除してもデータが残ります。保存時はフィルタ式で参照するため、元データが更新されても条件に合う行を返します。
| Selected Rows | Filtered Data | |
|---|---|---|
| 何を表示するか | 現在選択中の行 | 特定の条件に合う行 |
| 選択を解除すると | "No Rows Selected" に戻る | タブとデータはそのまま残る |
| 追加のフィルタ | 不可 | フィルタ式を入力して絞り込み可能 |
| Save as Dataset の保存方式 | 行インデックスで参照 | フィルタ式で参照 |
| 元データ更新時 | 同じ行番号の行を返す | フィルタ式を再評価して条件に合う行を返す |
See also
- Filtered Data -- フィルタ条件に合う行を表示するタブ
- 行の選択 -- 各タブでの行選択方法とタブ間の連動
- データセット -- 派生データセットの詳細
- ワークスペースとレイアウト管理 -- Three Pane Analysis レイアウト