Filtered Data

Filtered Data タブは、グラフやクロス集計の要素をダブルクリックして詳細データを確認するためのタブです。ダブルクリックした要素に対応する行がテーブル表示され、追加のフィルタや派生データセットとしての保存ができます。

表示されるタイミング

Filtered Data タブはデフォルトでは存在しません。以下の操作で新しく作成されます。

  • Graph Builder でデータポイントやバーをダブルクリック
  • Statistics タブのヒストグラムのバーをダブルクリック
  • 仮説検定の診断パネルのヒストグラムのバーをダブルクリック
  • Crosstab のセルをダブルクリック
  • Selected Rows タブのメニューボタン (⋮) から Open as Filtered Data を選択

それぞれの操作に対応するフィルタ条件が自動的に設定されます。たとえばヒストグラムのバーをダブルクリックした場合は、そのバーの区間に該当する行だけが表示されます。Crosstab のセルをダブルクリックした場合は、そのセルの行カテゴリと列カテゴリの両方に該当する行が表示されます。

Crosstab のセルをダブルクリックして Filtered Data タブを開いた状態

表示内容

タブ上部にフィルタ式の入力欄があります。開いた時点のデータに対して、追加のフィルタ条件を入力してさらに絞り込めます。構文は Data Table のフィルタと同じ SQL ライクな式です。

追加フィルタを適用すると、絞り込み後の行数が表示されます。たとえば元のデータが44行で追加フィルタにより30行に絞り込まれた場合は "Showing 30 of 44 rows (filtered)" と表示されます。

入力欄の右側に Save as Dataset ボタンがあります。

テーブルでは列ヘッダーをクリックして列を選択したり、行をクリックして選択したりできます。

操作

フィルタ式の追加 -- フィルタ入力欄に条件を入力すると、表示データをさらに絞り込めます。Clear ボタンで追加フィルタを解除します。

Save as Dataset -- 表示中のデータを派生データセットとして保存します。追加フィルタを入力している場合は、元のフィルタ条件に追加フィルタの入力内容が AND で付加された条件で保存されます。追加フィルタの入力欄内では AND や OR を自由に組み合わせられます。保存される派生データセットはフィルタ式で元データを参照します。元データを Reload Dataset で再読み込みした場合でも、フィルタ式を再評価して条件に合う行を返します。

ワークフロー例: ヒストグラムから特定区間のデータを取り出す

  1. Statistics タブのヒストグラムでバーをダブルクリックする
  2. Filtered Data タブが開き、そのバーの区間に該当する行が表示される
  3. 必要に応じてフィルタ入力欄で追加条件を入力する
  4. Save as Dataset で分析用の派生データセットとして保存する

Selected Rows との違い

Filtered Data タブはダブルクリックなどで作成される独立したタブで、行の選択を解除してもデータが残ります。保存時はフィルタ式で参照するため、元データが更新されても条件に合う行を返します。

Selected Rows タブは現在の選択状態をリアルタイムに反映し、選択を解除すると表示がクリアされます。保存時は行インデックスで参照します。

Selected RowsFiltered Data
何を表示するか現在選択中の行特定の条件に合う行
選択を解除すると"No Rows Selected" に戻るタブとデータはそのまま残る
追加のフィルタ不可フィルタ式を入力して絞り込み可能
Save as Dataset の保存方式行インデックスで参照フィルタ式で参照
元データ更新時同じ行番号の行を返すフィルタ式を再評価して条件に合う行を返す

See also